広域予報(週間予報)の予報値の信頼度を誤差で表示します。広域予報は予測誤差の大きい場合があるため信頼度を把握した上で閲覧してください。
雨量の誤差は等値線(グレー~マゼンタ)で示されています。
図の「+」の地点の例では、塗りつぶされた色が黄色と緑の境で20[mm/h]の雨量が予報されています。また予報値
誤差の等値線の値は10なので、雨量は20±10[mm/h]ということになります。一般に誤差は予報時間が短いと小さく
長いと大きくなりますが、安定した気象の場合一週間後でも誤差が小さい場合もあります。逆に前線の位置が少しずれた
だけで値が大きく変わるような気象要素の場合直近の予報でも誤差が大きい場合もあります。また誤差は地点によっても
異なります。
黒が大きく広がった晴れの領域の十分内側や、逆に雲が大きく広がった領域の十分内側は多少の予測の違いが生じても
影響が少なく誤差が小さい傾向があります。図の「+」で示した雲量10±8[%]の内側のような領域で、中心では
誤差が±2程度であり予報の信頼度が高いことを示しています。
晴れと曇りの境界付近では予測の違いの影響を受け誤差は大きくなります。これは雲量30±20[%]のような場所です。
しかし、場所によってそれが当てはまらず安定しているところもあれば不安定なところもあります。
例として示した地点は気温24±0.4[℃]です。
例として示した地点は湿度90±3[%]です。
例として示した地点は気圧1000±3[hPa]です。
例として示した地点は風速7±0.5[m/s]です。風向の信頼度は現在提供していません。
信頼度の予報は一日一回午前8:20に更新されます。
なお、このページ「予報値の信頼度」でいう誤差は正確には標準偏差です。±σで68.3%、±2σで99.7%がその範囲にあります。